瑜祇大宝塔落慶、本尊両頭愛染明王入仏開眼法会

令和4年5月22日 午前11時

 

法会当日は雲一つない五月晴れとなりました。

塔の建立に携わった工事関係者の他、200人を超える檀信徒、参拝者が参列する中、

県下寺院住職15名、助法の僧侶12名が出仕して、落慶法会が厳かに執り行われました。

法会の後、記念式典が行われ、檀信徒総代の挨拶の後、塔の設計施工を担当した吉田建築工房代表取締役吉田潤氏と本尊を謹刻した京仏師の岩本凌慶師に感謝状が贈られました。

続いて、村上了海住職より、関係者の皆様、ご寄進くださった皆様への感謝の言葉と、瑜祇大宝塔建立の意義と願いが述べられました。

式典後は、参拝者が塔内に入り、本尊両頭愛染明王をはじめ、真言八祖、一字金輪曼荼羅を内拝されました。

 

総木造での瑜祇塔建立は、大変珍しく、技術的にも困難な事業でしたが、皆様のご理解とご協力を頂き、無魔成満となりましたこと、心より御礼申し上げます。

 

末筆ながら、皆様のご多幸、ご健康を心よりお祈り申し上げますと共に、

この瑜祇塔、本尊両頭愛染明王(厄神明王)がこれからの世の平和と安寧を祈る象徴として、永く受け継がれて行く事を祈念申し上げます。

 

瑜祇塔は通常は非公開となりますが、秋の紅葉の時期に特別公開を予定しております。

 

瑜祇塔建立についての詳細は公式サイトをご参照ください。

金剛峯楼閣瑜祇塔公式サイト



 

 

 

 

 

 

 

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これまでの瑜祇塔の建立過程(儀式)

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謹啓 陽春の候 貴家益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。


平素より、当山の活動にご理解、ご協力を賜り誠にありがとうございます。

この度の、令和の記念事業「瑜祇大宝塔建立」「両頭愛染明王奉安」は、おかげさまをもちまして、今春に、無魔成満、完成と相成りました。
茲に、左記の通り、落慶法要、開眼式を厳修する運びとなりました。
ご多忙のところ、誠に恐縮乍ら、ご臨席を賜りますようお願い申し上げます。


末筆ながら、ご一同様の益々の発展と、ご健勝をご祈念申し上げます。                    
合掌

 

令和四年四月吉日

高野山真言宗別格本山 呑山観音寺 

 

 

瑜祇大宝塔落慶、両頭愛染明王開眼法会

日時 令和4年5月22日(日) 

    午前11時

道場 呑山観音寺瑜祇大宝塔

 

【お問合せ先】
 呑山観音寺

 福岡県糟屋郡篠栗町萩尾227-4

 電話:092-947-4423(午前9時~午後5時)
夜間:092-947-6384

 

法会の後、記念式典を予定しております

式典後、ご参列の皆さまの瑜祇塔の基壇に上がって内拝を予定しております

 

 

 

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これまでの瑜祇大宝塔建立行事については以下をご参照ください

 

 

瑜祇大宝塔建立 上棟式

謹啓 清秋の候、貴家益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
この度は、瑜祇大宝塔の建立に際し、篤信なるご寄進を賜り誠にありがとうございます。
さて、以下の通り上棟式並びに如意宝珠奉安式を執行する運びとなりました。
ご同行の皆様には、お誘い合わせの上、ご臨席を賜りますようお願い申し上げます。
 現在、屋根の一部を残して、瓦葺きが始まっております。上棟式後に残りの瓦を葺く予定です。
ご自身やご家族のお名前で最後の瓦寄進をご希望の方は、同封の申込用紙にてお申込み下さいますよう、重ねてお願い申し上げます。
尚、落慶式は、当初、今年の晩秋の完成後を予定しておりましたが、来年春に延期させていただきます。
皆様のご容赦とご理解をお願い申し上げます。
今後のコロナ禍の状況を鑑みながら、あらためてご案内させていただきます。
末筆ながら、貴家ご一同様の益々の発展と、ご健勝をご祈念申し上げます。合掌                   

令和三年十月吉日
高野山真言宗別格本山 呑山観音寺 



瑜祇大宝塔上棟式
日時  令和3年10月31日(日) 午前10時30分
場所  呑山観音寺 瑜祇大宝塔建立予定地

※ 当日は混雑が予想されますので、時間に余裕を持ってご来山ください

 【お問合せ先】
 呑山観音寺

 福岡県糟屋郡篠栗町萩尾227-4

 電話:092-947-4423(午前9時~午後5時)
 夜間:092-947-6384

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瑜祇大宝塔建立
両頭愛染明王ご奉安 


謹啓 ご同行の皆様におかれましては、時下ご健勝のこと、お慶び申し上げます。
当山ではこの度、平成最後、令和の大事業として、標記の瑜祇大宝塔の新建立と、本尊の両頭愛染明王像の謹刻奉安を発願致しました。
「瑜祇塔」とは、インド、中国からの三国伝来の密教独自の塔、五峯八柱の宝楼閣です。
南インドにおいて、龍猛菩薩が密教両部の根本経典の「大日経」と「金剛頂経」を授かったという伝説の宝塔、「南天の鉄塔」の形を模したものです。
弘法大師も高野山にこの塔の建立を発願されるも、叶わなかっと伝えられています。
建立される瑜祇大宝塔は、総木造・漆喰の朱塗り、瓦葺きで、全高は、十八メートルを超える大塔です。
本尊となる「両頭愛染明王」とは別名「厄神明王」とも云われ、不動明王と愛染明王とが合体した、両頭六臂の忿怒のお姿です。
「こころ・知恵の世界(金剛界)」と、「もの・慈悲の世界(胎蔵界)」とが一つに調和した、平和で理想の世界、「大日如来の密厳仏国浄土」を現出する仏さまです。


今日、世界は激動の時代にあって、国内外で様々な問題や環境の変化が起きています。
新元号になった、これからの世の平和と人々の安泰を祈念して、お大師様のお伝えになった真言密教を具現化する瑜祇大宝塔を建立し、のみやまさん信仰の象徴としたいと存じます。
ご同行の皆さまにおかれましては、この遭い難き勝縁に、一人でも多くの方にご縁を結んで頂きますよう、謹んでご寄進のご協力をお願い申し上げます。


 

福岡県糟屋郡篠栗町萩尾227-4
呑山観音寺

電話:092-947-4423(午前9時~午後5時)
夜間:092-947-6384

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瑜祇大宝塔建立 地鎮祭



謹啓 時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
今般の新型コロナウイルス感染症の流行に際し、全国の罹患者の方々、並びに自粛などを通して様々な影響を受けられた方々にお見舞い申し上げます。
さて、去る令和二年五月二十四日(日)、午前十一時より、当山の令和の記念事業、「瑜祇大宝塔建立の地鎮祭」を建立予定地にて厳修いたしました。

昨年五月の結界の儀にて結界した建立予定地に、鎮壇具、寶物、加持土砂等を埋め、土地のお祓いと氏神の守護を祈念致しました。





関係者の皆様に於かれましては、暑い中ご参列いただき厚く御礼申し上げます。


平成から令和への改元に当り、両頭愛染明王(厄神)をお祀りし、自然環境問題をはじめ様々な問題を抱え、情勢の変化が著しい現代の天下泰平と世界の平和を祈る為に、この瑜祇塔の建立を発願致しました。


一日も早い疫病の終息と、皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。  合掌              




令和二年五月吉日          

高野山真言宗別格本山 呑山観音寺